墓じまい後の遺骨の受け皿(改葬先)5つの選択肢

「墓じまい」とは、墓石を撤去し、墓所を更地にして使用権を返還することです。

法律上、お墓に納められているご遺骨を勝手に取り出して別の場所に納骨したり、廃棄したりすることはできません。行政の手続きが必要です。

近年、地方の過疎化や少子化、高齢化等の影響もあり、継承する方がいない無縁墓が増えています。

また

①子供に負担をかけたくない

②遠方にお墓がありお墓参り、管理が難しい

等、お墓に対する価値観の変化から、お墓じまいを検討する方が増加しています。

日本の法律では、遺骨を勝手に庭に埋めたり廃棄したりすることはできません。

必ず適切な場所へ納骨・供養する必要があります。

主な選択肢は以下の5つです。

(1)永代供養墓

寺院や霊園が、家族に代わって永続的に遺骨を管理・供養してくれるお墓のことをいいます。

◎こんな人におススメ

①子供に負担をかけたくない方

②お参りの手間を減らしたい方

◎メリット

①後継ぎが不要です。

②一般のお墓に比べて費用を抑えることができます。

◎ディメリット

最初から、あるいは一定期間が過ぎると他の方の遺骨と一緒に合祀(ごうし)されるため、後から遺骨を取り出すことができなくなります。

(2)樹木葬

墓石の代わりに、樹木や草花、芝生などを墓標(目印)とするお墓のことをいいます。

◎こんな人におススメ

①自然に還りたいという願いがある方

②明るい雰囲気で供養したい方

◎メリット

①「お墓」特有の暗いイメージがなく、ガーデニングのように美しい霊園が多い。

②永代供養墓と同様、原則後継ぎが不要です。

◎ディメリット

若干アクセスの悪い場所が多いので、高齢になってからのお参りが大変になるケースがあります。

(3)納骨堂

建物の中に遺骨を安置する、いわば「お墓のマンション」のような施設のことをいいます。

◎こんな人におススメ

駅近などアクセスの良い場所でお参りしたい方。

◎メリット

駅の近くなど都心部に多く、バリアフリー対応が充実していることが多いです。

◎ディメリット

建物の維持費(管理費)が毎年かかる場合があります。

(4)散骨

遺骨を粉末状にして、海に撒く供養方法のことをいいます。

◎こんな人におススメ

①「形として残るお墓」を一切無くしたい方

②海が大好きだった方

◎メリット

お墓を管理する必要がない。管理費や維持費が永久に発生しません。

◎ディメリット

「手を合わせる具体的な場所」がなくなってしまいます。

(5)手元供養

遺骨のすべて、あるいは一部を自宅に保管したり、アクセサリーに加工して身につけたりする方法のことをいいます。

◎こんな人におススメ

①故人を身近に感じていたい方

②お墓にお金をかけたくない方

◎メリット

自宅のリビングなどに小さなミニ仏壇や骨壺を置いて、いつでも供養することができます。

◎ディメリット

遺骨を引き継いだ人が亡くなった際、最終的にその遺骨をどう処理するか(次の墓じまい問題)を考えておく必要があります。

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墓じまい

「墓じまい」とは、墓石を撤去し、墓所を更地にして使用権を返還することです。

投稿者プロフィール

山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」
山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」行政書士
◎主な業務内容:
相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、アポスティーユ申請手続き代行、国際結婚手続き代行、在留資格「日本人の配偶者等」(配偶者ビザ)申請代行、国際相続手続き相談

山梨県甲府市の行政書士です。
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