賃貸物件で外国人入居者への対応

(1)空き室対策になる

人口の減少により、駅に近いなど余程好条件の物件でない限りどうしても「空き室」のリスクが出てきます。

外国人を受け入れることは「空き室対策」に有効です。

(2)外国人のコミュニティの利用

外国人入居者を受け入れると、友人や知人に物件を紹介してくれることがあります。

見知らぬ国での生活に対する不安解消のため、外国人同士コミュニティに所属してますが、その中での口コミから需要が発生する可能性があります。

また、数ヶ月〜1年の短期滞在のニーズに対応することにより、さらに可能性が広がります。

日本と外国では生活習慣が違うので、しばしばトラブルに…。

放置していると他の住民に影響を与え、かえって空き室率が悪化するリスクがあります。

(1)ゴミ出しルール

可燃ゴミ、不燃ゴミ、資源ゴミなどを曜日ごとに分けて出すルールを順守、理解できず、トラブルとなります。

(2)生活習慣の違い

例えば、料理で大量の油を使い、そのまま排水溝に流す。夜中に洗濯機を回したり、音楽を聴くなど。

隣人はじめ、近隣住民とトラブルになることがあります。

(3)家賃貸脳、密出国

家賃滞納の状態で突然出国されると、家賃の回収が困難となります。

(1)在留資格の確認

事前に在留カードやパスポートを確認することで、在留資格の種類と有効期限を確かめておく。

(2)家賃保証会社を用意しておく

家賃滞納の備えのため。

(3)外国語の契約書、重要事項説明書、生活習慣の違いを記した書面を用意しておく

外国人の入居者が契約内容や生活習慣を正確に把握できるようにしておく。

(4)生活ルールの違いについて外国語で表示しておく。

例えば、

㋐ゴミ出しのルールをゴミ捨て場に表示。

㋑マンションの入口に洗濯機を回す時間(8時~21時)、音楽を聴く時間(昼間)、大量の油を排水溝に流すのは禁止

など。

投稿者プロフィール

山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」
山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」行政書士
◎主な業務内容:
相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、古物商許可、空き家問題、相続土地国庫帰属制度の法務局への相談、申請書作成代行

山梨県甲府市の行政書士です。
高齢化社会を元気に生きる社会に。
体の不自由なお年寄りが安心して生活出来る社会を作りたい、
困っている方の力になりたい。
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