飼い主入院。ペットをどうする?
1、まずは事前の準備を
ペットを飼い始めたはいいものの、人生。先に何があるかは分かりません。
死亡したら…、と合わせて、一時的であれ、長期的であれ「入院したら」を考えておく必要があります。
事前の準備として、以下の事項を挙げることができます。
(1)預け先に慣れさせておく
ペットは飼い主がいない、慣れていない環境に置かれると強いストレスを感じます。
強いストレスが続きますと、頻繁に鳴き続けたり、体調を崩すことがあります。
これを防ぐためには、飼い主が入院する前に、預け先に予定しているペットホテルを短期間利用しておくなど、ある程度慣れさせておくのが肝要です。
(2)「うちの犬(猫)ノート」を作成しておく
あらかじめ、「うちの犬(猫)ノート」を作成。
①食事の内容、アレルギーの有無
②かかりつけの動物病院、ワクチン接種の履歴
③ペット(犬、猫など)の性格
④緊急時の連絡先(家族、知人、友人など)
を記載しておきます。
(3)入院費用、飼育費用を用意しておく
飼い主自身の入院費用は言うまでもないですが、入院中、預かってもらうための飼育費用なども用意しておく必要があります。
2、飼い主入院後のペットの預け先
◎飼い主入院後のペットの預け先
(1)ペットホテル
スタッフが常駐。食事・散歩・健康管理まで対応してくれます。
ただ、他のペットの同じ空間内の場合が多いので、ストレスを感じさせ易いです。
(2)ペットシッター
あらかじめ自宅のカギを預けるなどで、ペットシッターを自宅に招く、です。
ペットホテルにもいえますが、普段利用。慣れているペットシッターなら、ペットを安心して任せることができます。
ただし、料金はペットホテルと異なり、1時間単位(通常3000円~4000円)となってしまうので、どうしても割高になってしまいます。
(3)動物病院の「預かりサービス」を利用
まだまだ少ないですが、対応可能な動物病院もあります。
(4)トリミングサロンの「預かりサービス」を利用
トリミングサロンでも「預かりサービス」を実施している店舗があります。
料金ですが、一般的に「1日3000〜6000円」程度と、ペットホテルより割安です。
(5)動物愛護団体「一時預かりの支援」を利用する
料金は1日1000円~3000円と比較的安い場合が多いです。
利用を検討する際には、まずは、自治体や保健所に相談してみましょう。
3、飼い主の入院が長引くようなら:ペット信託
入院が短期間ならよいのですが、長期に入院する事態も想定しておいたほうがよいです。
そこで「ペット信託」。
「ペット信託」とは飼い主の死亡などに備える信託契約です。
新たな飼い主によって飼育が継続され、費用はあらかじめ財産を渡された家族等が支払います。
委託者:飼い主
受託者:親族、友人等
受益者:実際にペットを飼育する人
信託財産:ペットを飼育するのに必要な金銭等
信託終了自由:ペットの死亡
ただ、「ペット信託」の最大の難点の一つに「受託者、受益者を選ぶのが難しい」があります。
そのような場合は、ペット信託をサービスとして提供している団体に依頼するのも一つの方法です。
確かに費用はかかってしまいますが「受託者が見つからずペット信託が利用できない」といった事態を防ぐことができます。

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投稿者プロフィール

- 行政書士
-
◎主な業務内容:
相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、アポスティーユ申請手続き代行、国際結婚手続き代行、在留資格「日本人の配偶者等」(配偶者ビザ)申請代行、国際相続手続き相談
山梨県甲府市の行政書士です。
高齢化社会を元気に生きる社会に。
体の不自由なお年寄りが安心して生活出来る社会を作りたい、
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