故人のサブスク契約解約。注意すべきこと
1、サブスク契約
「サブスク」とは、定められた料金を定期的に支払うことにより、一定期間、商品やサービスを利用することができるサービスのことです。
一般的に、一度契約をすると、解約しない限り自動的に支払いが継続されます。
また、「無料期間を過ぎて解約されない場合には、自動的に有料プランに移行する」という旨や、有料プランの開始日など、契約条件が表示されています。
いずれにしても、被相続人(亡くなった方)しか知らない事情で、相続人がその存在しか知らず、後で請求が来て解約の方法が分からずパニックになり、全国の「消費生活センター」への相談が年々増えています。
2、故人のサブスク契約解約の際の注意点
故人のサブスク契約を解約しようとする際、注意すべき点があります。
それは、「故人のスマホ、携帯電話を先に解約しない」です。
「亡くなったので、もう使わない」を理由に、相続開始後、故人のスマホ、携帯電話を解約してしまう。
往々にしてありがちのことです。
しかし、多くのサブスクでは、解約する際「SMS認証コード」もしくは「メール認証」が必須となります。
先にスマホ、携帯電話を解約してしまうと、電話番号あてに発信する「SMS認証コード」を受け取ることができなくなります。
また、メールアドレスへ、確認メール、解約リンク、パスワードリセットなどが送信されますが、これらの手続きができなくなります。
3、故人のサブスク契約の存在を把握するには
故人のスマホを調べる前に、サブスク契約の存在を把握する方法があります。
それは、銀行口座明細、クレジットカード明細です。
毎月同じ日に同じ金額が自動引き落としされていれば、サブスク契約の可能性が高いです。
4、故人のサブスク契約が分かれば、カスタマーサポートで対応可能
スマホにログインできなくても、銀行口座明細、クレジット明細などで故人のサブスク契約の存在が分かれば、各社のカスタマーサポートセンターで対応可能です。
例えば、故人のAmazonプライム契約の解約の場合、カスタマーサポートセンターに連絡。以下の書類の提出が必要となります。
①ご連絡者様とご逝去されたお客様の続柄が確認できる戸籍謄本
②ご連絡者様の有効な写真付き本人確認書類:運転免許証など
③ご逝去されたお客様のアカウントを特定できる情報:
氏名、住所、電話番号、Eメールアドレスなど
④ご連絡者様の氏名、住所、電話番号、ならびに連絡がとれる曜日および時間帯
⑤ご逝去された事実が確認できる書面の画像:
死亡届記載事項証明書、死亡診断書、「除籍」の記載がある戸籍謄本、火葬(埋葬)許可証のいずれか
他にも、Netflix、Apple、Googleなどのサービスも公式HPにて、対応が明記されています。
※参考:「Netflixを解約、退会する方法」

~関連記事~
投稿者プロフィール

- 行政書士
-
◎主な業務内容:
相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、アポスティーユ申請手続き代行、国際結婚手続き代行、在留資格「日本人の配偶者等」(配偶者ビザ)申請代行、国際相続手続き相談
山梨県甲府市の行政書士です。
高齢化社会を元気に生きる社会に。
体の不自由なお年寄りが安心して生活出来る社会を作りたい、
困っている方の力になりたい。
皆で応援し、安心して暮らせる社会を作りたい。
そんな願いを胸に日々仕事に従事しています。
当事務所への「お問い合わせ欄」は「こちら」
TEL:055‐215-2201
お気軽にご相談ください。
※電話が繋がらない場合、恐れ入りますが「お問い合わせ」にてお願いします。
最新の投稿
介護福祉、障害福祉、障害のある子供、親亡き後2026年9月19日身寄りがいない場合、入院は?
終活、遺品整理、墓じまい2026年9月18日「おひとりさま」(おひとり様)の終活3本柱
ペット2026年9月17日高齢者自身の終活とペットの終活を並行して行うには
相続2026年9月16日医療費の支払い義務は相続されるか?





