母子寡婦福祉資金貸付制度
1、定義
「母子寡婦福祉資金貸付」は母子家庭のみが利用可能な、厚生労働省の取り扱う公的な融資制度です。
甲府市のHPはこちら。
2、特徴
(1)無利子で借りられる(保証人がいる場合)
「母子寡婦福祉資金貸付金」は、生活が苦しい母子家庭のための制度なため、利子がほとんどかかりません。
他の手段とは異なり、申し込む際、保証人を立てればなんと無利子で借りられます。
利子(手数料)がかからないため、借りた金額をそのまま返済するだけで良いんです。
とはいえ母子家庭の場合、保証人を探すのが難しい人もいるでしょう。
(2)保証人なしでも借りられる
保証人がいない場合は、年率1.0%の金利が発生します。
利子がかかるといっても、年率1.0%はかなり低金利です。
仮に10万円借りて1年で返すとしたら、利子は548円のみ。
同じ条件で銀行からお金を借りると、利子だけで8024円かかります。
(3)借りられる資金の数が多い
大きく分けて12種類あります。
①「母子寡婦福祉資金貸付金」の9割は子供が学校に通うための「修学資金」となっています。
母子寡婦福祉資金貸付金の中で、教育にかかわるのが以下の資金です。
㋐修学資金
㋑就学支度資金
㋒就職支度資金
上記の資金は、親が借りるか子供が借りるか、どちらかを選べます。
親が借りる場合は、子供が連帯借受人、子供が借りる場合は親が連帯保証人となります。
②技能取得資金
子供ではなく、母子家庭の親が、就職や事業に必要な知識や資格を取得するための費用を借りられます。
通勤に必要な自動車免許取得の資金を借りることも可能です。
運転免許の場合、一括で46万円借りられます。
ホームヘルパーやパソコンの資格など、スクールに通うと月額68000円まで借りられます。
③就職支度
就職支度資金では、通勤用に車の購入費を借りられます。
就職支度資金だと通常10万円が限度額となっていますが、自動車の購入では33万円まで借りられます。
3、条件
①20歳未満の児童を扶養していること
②配偶者が死別もしくは離婚でいないこと
上記を満たしていれば、母子家庭・父子家庭問わず申し込みできます。
4、手続き
①市区町村役場で借り入れの相談をする
↓
②相談後、貸付が必要と判断されたら申請を行う
↓
③市区町村役場で審査が行われる
↓
④審査が通れば、資金が交付される
5、必要な書類
①市区町村役場でもらえる「貸付申請書」
②戸籍謄本
③世帯全員の住民票
④印鑑登録証明書(保証人がいる場合は保証人の分も必要)
⑤連帯保証人の収入がわかる書類
⑥本人確認書類(免許証等)
投稿者プロフィール

- 行政書士
-
◎主な業務内容:
相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、アポスティーユ申請手続き代行、国際結婚手続き代行、在留資格「日本人の配偶者等」(配偶者ビザ)申請代行、国際相続手続き相談
山梨県甲府市の行政書士です。
高齢化社会を元気に生きる社会に。
体の不自由なお年寄りが安心して生活出来る社会を作りたい、
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皆で応援し、安心して暮らせる社会を作りたい。
そんな願いを胸に日々仕事に従事しています。
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