「団信」と一般の死亡保険の違い
1、「団信」
「団体信用生命保険(団信)」は、住宅ローンを契約するときに同時に加入する生命保険です。
多くの場合、ローン契約の条件として団信への加入が必須となっています。
契約者が死亡した場合や高度障害の状態になった場合、団信から金融機関に住宅ローンの残額と同額の保険金が支払われます。支払われた保険金は住宅ローンの返済に充てられ、ローンは完済されます。
なので、住宅ローンの契約者が亡くなった場合は、ローンの残額がなくなり、返済しなくてよくなることが多いです。
2、一般の死亡保険との違い
(1)一般的な死亡保険の保険契約
夫に死亡保険をかけ、受取人が妻の場合
保険契約者:夫
保険者:保険会社
被保険者:夫
保険金受取人:妻
(2)団体信用生命保険(団信)
◎ローン契約
ローン契約者(債務者):夫
ローン融資者(権利者):金融機関
◎保険契約
保険契約者:金融機関
保険者:保険会社
被保険者:夫
保険金受取人:金融機関
保険料
基本的に金融機関が負担住宅。
実際は、保険料相当額は住宅ローンの金利に予め含まれている場合が多いです。
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