複数本ある印鑑で「銀行印」が分からなくなったら
1、銀行印
「銀行印」とは、預金口座を開設する際に登録した印鑑のことをいいます。
口座名義人を証明するために必要です。
2、預金の払戻請求
銀行の窓口にて預金の払い戻しを申請する際には「払い戻し請求書」に
①氏名
②口座番号
③払い戻し金額
④日付
などを記載。
口座開設時に登録した「銀行印」を押印(おういん)する必要があります。
銀行は、「払い戻し請求書」に押された印影が、登録された印鑑と一致するかを確認した上で、払い戻し手続きを行います。
3、複数本ある印鑑で「銀行印」が分からなくなったら
「銀行印」を紛失した場合、所定の手続きにより、新しくお届けになる印鑑で取引することができます。
また、複数本ある場合も「払い戻し請求書」に押印を何回か試すことで、登録した銀行印が分かります。
銀行印の紛失もしくは失念でお困りの際は各銀行に問い合わせを。
同時に親の認知症対策のため「代理人カード」などの作成を。
※参考:「三菱UFJ銀行HP「印鑑紛失」
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