離婚、シングルマザー、未婚の母
離婚後に遺族年金を受け取れる?
1、遺族年金 「遺族年金」とは、国民年金や厚生年金、または共済年金の被保険者が死亡したとき、被保険者によって生計を維持されていた遺族へ支給される年金です。 遺族年金には①遺族基礎年金と②遺族厚生年金、があります。 ※参考 […]
[事例]遺族年金はいくらもらえる?
1、夫、妻(自営業)と子供2人 ◎事例 ①自営業の夫(国民年金加入期間20年)が43歳で死亡 ②夫の死亡時、妻(専業主婦・夫と同居)は37歳、子供は10歳と8歳の2人 ③婚姻期間は12年 ㋐夫の死亡時に子供は2人いるので […]
シングルマザー(母子家庭)の保育料
1、保育料無償化の範囲 (1)保育園、認定保育園 ①3歳~5歳:すべての子供が無料 ②0歳~2歳:住民税非課税世帯(前年の合計所得が135万円以下)が無料 (2)認可外保育施設 ①3歳~5歳:保育が必要な児童を対象に月額 […]
保育園に退職がバレる?
1、いずれ保育園にバレます 保育園は、両親共働きなどの家庭の事情で、日常的に保育が難しい家庭の子供が通う施設です。 保育園に子供が通っていると、年に1度、両親の就労状況を証明する書類(就労証明書)の提出が求められます。 […]
養育費は再婚で減額、免除される?
1、再婚したら養育費は? 「養育費」とは、子供が社会的・経済的に自立するまでにかかる生活費用全般のことをいいます。 なので、再婚すれば、当然に養育費の支払義務はなくなるわけではありません。 しかし、再婚することにより扶養 […]
株式も財産分与の対象となる?
1、離婚時の財産分与 「財産分与」とは、婚姻期間中に夫婦で協力して築き上げた財産を離婚時に公平に分配することをいいます。 財産分与するのかどうかは、夫婦の判断に委ねられており当事者の自由です。 財産分与の割合は、基本的に […]
離婚後も苗字を変えない場合
1、「離婚の際に称していた氏を称する届」(婚氏続称届)を提出 離婚した妻が結婚時の姓を名乗り続けるには、市区町村役場に「離婚の際に称していた氏を称する届(婚氏続称届)を提出すれば離婚後も結婚時の苗字を名乗り続けることがで […]
「離婚の際に称していた氏を称する届」(婚氏続称)
1、「離婚の際に称していた氏を称する届」(婚氏続称) 婚氏続称(こんしぞくしょう)とは、結婚時の氏(婚氏)を離婚後も名乗ることをいいます。(民法第767条2項)。 結婚時に相手の苗字に変更した人は、離婚届を提出することに […]
認知症を理由とする離婚請求:長野地裁平成2年9月17日判決
1、認知症を理由とする離婚請求 認知症が軽度である場合、協議離婚や調停離婚で、夫婦双方が離婚に合意すれば離婚することが可能です。 しかし、認知症が重度の場合、重度の精神病(民法第770条1項4号)、その他婚姻を継続し難い […]
離婚時の年金分割の手続き
1、年金分割 「年金分割」とは、離婚した場合に、お二人の婚姻期間中の保険料納付額に対応する厚生年金を分割して、それぞれ自分の年金とすることができる制度のことをいいます。 年金分割の方法は2種類あります。 (1)合意分割 […]
安易に離婚届の証人を引き受けてしまうと…
1、離婚届の証人 「離婚届の証人」とは、離婚する夫婦本人以外に離婚の事実を知ることになる者をいいます。 離婚届に証人の署名が必要となるのは、夫婦が協議離婚をする場合です。 協議離婚の離婚届には、証人2名の署名が必要となり […]
離婚届証人代行サービス
1、離婚届の証人 「離婚届の証人」とは、離婚する夫婦本人以外に離婚の事実を知ることになる者をいいます。 離婚届に証人の署名が必要となるのは、夫婦が協議離婚をする場合です。 協議離婚の離婚届には、証人2名の署名が必要となり […]
未婚の母の子供の相続
1、未婚の母 「未婚の母」とは、結婚することなく子供を産み育てる母親のことをいいます。 シングルマザーともいいますが、シングルマザーは、このような未婚の母のほか、離婚して子供を育てていたり、パートナーと死別して子供を育て […]
未婚の母とシングルマザーとの違い
1、未婚の母とシングルマザーとの違い 「未婚の母」とは、結婚することなく子供を産み育てる母親のことをいいます。 これに対し、「シングルマザー」は、このような未婚の母のほか、離婚して子供を育てていたり、パートナーと死別して […]
未婚の母から生まれた子供。戸籍は?
1、母親が筆頭者の戸籍を編製 子供を産んだ母親が、未婚の場合、その時点では両親の戸籍にいます。 そして、その母親はまず両親の戸籍から抜けて、自らが筆頭者となる新たな戸籍を編製します。 その新たな戸籍に生まれた子供が記載さ […]
未婚の母。養育費、慰謝料を請求できる?
1、男性が認知すれば養育費を請求できる 子供と父親である男性には血縁関係がありますが、未婚の場合は「法律的な親子関係」がありません。 なので、子供の父親である男性に養育費の支払い義務を生じさせるためには、子供との間に法律 […]
配偶者が脳梗塞の後遺症で意思の疎通ができない。離婚できる?
1、介護離婚 「介護離婚」とは、長期間の介護に起因したストレス、それに伴う夫婦間のトラブルが原因で、離婚に発展することをいいます。 介護離婚が成立するか?、ですが、お互いの同意があれば、協議離婚(民法第763条)できます […]
離婚時に退職金は財産分与の対象に
1、退職金は財産分与の対象になる 「財産分与」とは、婚姻期間中に夫婦で協力して築き上げた財産を離婚時に公平に分配することをいいます。 財産分与するのかどうかは、夫婦の判断に委ねられており当事者の自由です。 財産分与の割合 […]
離婚したらペットは?
1、ペットは法律上は「物」 たとえ夫婦にとって家族同然の存在であっても、ペットは法律上「物」として扱われます。 なので、ペットは「財産分与」の対象となります。 2、財産分与 「財産分与」とは、婚姻期間中に夫婦で協力して築 […]
離婚後子供と面会できなければ、養育費を止めてもいい?
1、養育費と面会交流 離婚後子供と面会できなければ、養育費を止めることができる。 一見妥当で筋が通っているようにも思います。 しかし、 ㋐面会交流は子供の成長のための権利です。親の権利ではありません。 ㋑養育費は子供に対 […]
民法改正:養育費の支払い確保
1、先取特権(改正後民法第306条3号) 今回の民法改正により、養育費債権に先取特権を付与。債務名義がなくても、養育費の支払いに関し、取り決めがあれば担保権実行という形式で強制執行ができるようになりました。 […]
交際相手が既婚者かどうか確かめるには
1、交際相手が既婚者かどうか確かめるには 「自宅に行きたい」「家族や地元について聞いてみる」などありますが、最も直接的な方法は「独身証明書または戸籍を見せてもらう」です。 「独身証明書」とは、独身であることを証明するため […]
親の扶養義務を拒否できる?
1、扶養義務 「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養する義務がある」(民法第877条1項)。 この「扶養義務」は主に経済的支援を意味します。 親子間の扶養義務は親または子が死亡しない限り続きます。 たとえ、いわゆる「毒親」 […]
シングルマザーの税制優遇
1、シングルマザーの税制優遇 (1)所得税 シングルマザーは、「ひとり親控除」として35万円の所得税控除を受けることができます。 ◎要件 ①婚姻をしていない人」または「配偶者の生死が不明な人」 ②内縁関係や事実婚などの相 […]
離婚時の年金分割:「合意分割」と「3号分割」
1、年金分割 「年金分割」とは、離婚した場合に、お二人の婚姻期間中の保険料納付額に対応する厚生年金を分割して、それぞれ自分の年金とすることができる制度のことをいいます。 年金分割の方法は2種類あります。 (1)合意分割 […]
内縁の解消時に財産分与できる?
1、離婚時の財産分与 「財産分与」とは、婚姻期間中に夫婦で協力して築き上げた財産を離婚時に公平に分配することをいいます。 財産分与するのかどうかは、夫婦の判断に委ねられており当事者の自由です。 財産分与の割合は、基本的に […]
離婚後に戸籍を見て、元配偶者の再婚を知ることができる?
1、元夫が元妻の再婚を知りたい場合:子供がいない 離婚によって元夫の戸籍から抜けた元妻は、離婚後 ㋐元の両親の戸籍に戻る ㋑自らが筆頭者の戸籍を作る の選択があります。 ㋐㋑どちらでも、元夫の戸籍では除籍になり、異動先の […]
再婚後の戸籍謄本に「離婚歴」は載る?
1、自分が前婚時の戸籍から抜けていた場合 ◎事例 A子さん(女性)がMさん(男性)と結婚。5年後に離婚。その10年後にNさん(男性)と再婚した。 A子さんが結婚と同時にMさんを筆頭者とする戸籍に入籍したのなら、離婚と同時 […]
シングルマザーがもらえる手当
児童手当は児童を養育している人に支給されますが、「児童扶養手当」は、父母が離婚した児童、父または母が死亡した児童、父または母が一定の障害状態にある児童などの養育者に支給されます。
父の再婚相手の扶養義務はある?
Q:母が死亡後、再婚した父が死亡しました。
私は、再婚相手と養子縁組をしていません。
その後、再婚相手が認知症になりました。
介護義務はありますか?