加配保育士
1、加配保育士
「加配保育士」とは、障害の診断を受けた子供のために配置される保育士のことをいいます。
障害を持つ子供は、コミュニケーションスキルが乏しく、保育園での集団生活に上手く馴染めないことが多いです。
そんな子供が保育園での生活を円滑に送るために個別の援助やケアを行うのが加配保育士の主な役目です。
加配保育士になるには、保育士の資格のほか、障害についてのだ正しい知識が必要となります。
内閣府による加算保育士の配置目安は「障害児を受け入れた場合、特別な支援が必要な子ども2人に保育士等1人を加配」とされています。
2、加算保育士の役割
(1)障害ある子供とのコミュ二ケーションにより個別に援助する
(2)個別カリキュラムの作成障害のある子供には、それぞれに異なる障害、特性などがあり、すべての子供に同じ保育方法が適切とは限らないため、その子に合った適切な保育方法を決め、カリキュラムを作成します。
(3)他の職員、保護者、行政との連携
3、保育園に交付される補助金
障害のある子供を受け入れる保育園に対して交付される補助金ですが、大きく分けて2種類あります。
(1)療育支援加算:
障害児を受け入れている施設で、主任保育士が主任業務に専念するために補助を行う者を配置するための経費を負担するもの
(2)障害児保育加算:
障害児2人に対して保育士1人を配置するために必要な経費を負担するもの
4、幼稚園の場合
保育園での加算保育士の役割を担う者を、公立幼稚園では「特別支援教育支援員」と呼ばれます。
幼稚園で加配に関する補助金を申請する際は、自治体に該当する子供の診断書、調査票などを添えて「私立幼稚園等特別支援教育費補助金」の交付を希望するケースが多いです。
投稿者プロフィール

- 行政書士
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山梨県甲府市の行政書士です。
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