突然の叔母の死「遺産相続できるね」喜んだ姉妹だったが…：Yahoo　NEWSより

１、突然の叔母の死「遺産相続できるね」喜んだ姉妹だったが…：Yahoo　NEWSより

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Yahoo　NEWSの記事より簡単な図式を書くと…。

①母親の妹（相談者からしたら叔母）が一人で実家に住んでました。

②叔母の息子（相談者からしたら従弟）は既に死亡。他に子供はいない。

③叔母が死亡しました。相続財産は実家と預貯金とします。

２、叔母が遺言書を残していなかったら…

相続人は兄弟姉妹（相談者からすれば母親）。

母親は既に死亡しているので相談者と妹が代襲相続。

従弟の嫁は相続人でも配偶者居住権を取得できる立場（今回亡くなったのは夫ではない）でもないので、実家に住む権利がない。

間違いなく、相談者と妹によって、実家から追い出されるでしょうね。

３、叔母が息子の嫁に遺贈する旨の遺言書を残していた

遺言書を残していた場合、兄弟姉妹には遺留分がないので（必然的に相談者と妹にも遺留分がない）、相談者と妹はどうすることもできない。

他に相続人がいないので、全財産（実家、預貯金）を息子の嫁に遺贈するのも可能。

息子の嫁は、引き続き実家に住むことができる。

４、まとめ

叔母が生前に遺言書を残したかどうかで、息子の嫁の立場が天と地ほども違う。

遺言書を残した叔母のファインプレイ！。

相談者と妹としたら、叔母が遺言書を残したかどうか？、までは分からないでしょうから、叔母の息子（相談者からしたら従弟）が亡くなった時点で、実家、預貯金が自分たちのものになると計算に入れても無理はない。

当てが外れましたね。