「身元保証等」がない方の入院・入所にかかるガイドライン

１、「身元保証等」がない方の入院・入所にかかるガイドライン

厚生労働省ＨＰはこちら。

法律ではないとはいえ、厚生労働省からこのようなガイドラインが提示されてますが、病院側も何の金銭的保障もなしに入院させたくないのが本音でしょう。

拒否しないまでも、やんわりと「病院と提携している保証会社への入会」を条件にする可能性はある。

勿論、然るべき専門家が同行すれば、速やかに入院の手続きを取ってくれるかもしれませんが、別の言い方で「空きがない」と言えばそこまで。

このような「保証会社によるビジネス」が横行してしまうと、高齢者に対する賃貸借契約の家賃保証会社との関係と同じようになってしまう。

「貸し渋り」ならぬ「入院しぶり」。

高齢者にとっては冷たい仕打ち。

㋐病院との連絡相手については成年後見人が担う。

㋑金銭的なものについては生活保護も含めて行政が保証

が現実的な対応でしょう。

その先には「安楽死の選択」が…。

高齢化社会が更に進むのは確実な中、お年寄りが安心して生活できる社会つくり、の逆をいく政策を採用してほしくないですね。