お葬式にかかる最短の日数は?:直葬
1、お葬式にかかる最短の日数は?:直葬
「直葬」とは、通夜式や告別式などの儀式を省き、火葬のみを行う葬儀のことをいいます。
◎直葬の流れ
①臨終
↓
②お迎え、安置
↓
③納棺
↓
④通夜、告別式を行わず出棺
↓
⑤火葬
↓
⑥骨上げ
法律により「死後24時間以内は火葬してはいけない」と定められてます。
なので、直葬を選択しても安置は必要です。
死後24時間経過後、市区町村役場に死亡届を提出。火葬許可証をもらいます。
火葬許可証をもらった後、火葬場を予約。
火葬当日、火葬炉の前で僧侶にお経をあげてもらい(読経も省くことも可能)、お別れをします。
火葬後、火葬場の管理事務所から火葬執行済印の押された火葬許可証(埋葬許可証)を受け取ります。
首尾よく火葬許可証を受け取った次の日に火葬場の予約を取ることができれば(さすがに即日予約は難しいでしょう)、死亡から火葬まで最短で「3日」となります。
法律で禁止されているわけではないので、その後すぐ納骨することも可能ですし、納骨しないで散骨も可能です。
また、全国的に広がっていませんが、市区町村が運営する墓地に合祀できる場所さえ設ければ、火葬場から「遺骨」を引き取らない「0葬」も可能です。
そうすれば、火葬の時点で終わりです。
もちろん、費用もかかりません。病院から直接火葬場へ搬送できれば、さらに費用が安くなる場合が多いでしょう。
もし上記のような形での葬儀を希望するなら、できれば生前の内に葬儀会社と契約した方が、遺族に葬儀代などで迷惑をかけるリスクを防ぐことができるでしょうね。
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投稿者プロフィール

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相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、古物商許可、空き家問題、相続土地国庫帰属制度の法務局への相談、申請書作成代行
山梨県甲府市の行政書士です。
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