デジタル遺産引き継ぎサービス

１、デジタル遺産引き継ぎサービス

「デジタル遺産引き継ぎサービス」とは、

㋐事前に登録をしておくと、引き継ぎ会社から登録者に定期的に連絡がくる。

㋑一定期間応答がないと、事前に決めていた継承者にパスワード等通知するサービス

のことをいいます。

流れは、警備会社が実施している「見守りサービス」とほぼ同じ。

このサービスは

㋐予めトイレ等、必ず使用する場所にセンサーを設置しておく

㋑丸一日使用の痕跡が無いと警備員が訪問する

サービス

違うのは、「見守りサービス」は異常の内容について確認しに訪問するのに対し、「デジタル遺産引き継ぎサービス」には、その確認がない。

例えば、認知症等、応答するのが困難なケースだけでなく、たまたま応答するのを忘れていただけでも継承者にパスワードが通知されてしまう。

２、解決法

上のサービスを利用する前提なら、間違って継承者にパスワードが通知された恐れがあった時点でパスワードを変えればよい。

それができないなら利用を控えた方が…。

その前に、そもそも、この手のサービスがあるのは、相続発生後、相続人が携帯会社にスマホのロックの解除を要請しても受け入れてもらえないから。

技術的にできないことではないですし、何故受け入れてもらえないのか理解不能。

ＰＣなら、メーカーに問い合わせればパスワードをリセットしてくれる。

スマホの場合、この方法が使えないから回りくどくなる。

早急に改善して欲しいですね。

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「デジタル遺産」とは、一般的に、故人がデジタル形式で保管していた財産のことです。 金銭に関する財産とそうではない財産に分けられます。

あきやま行政書士事務所