合筆(ごうひつ)(がっぴつ)

合筆(ごうひつ、がっぴつ)とは、数筆の土地を1筆にまとめることをいいます。

例えば、使いにくい形状の土地をまとめ、使いやすい土地にしたいときなどに申請します。

①土地の所有者(登記名義人)が同じであること

②連続(接続)する土地であること。土地が離れていないこと。

③地番区域が同じであること

④地目が同じであること

⑤抵当権など、所有権以外の登記がないこと

分筆の場合、分筆後の土地について、新たに登記済証・登記識別情報が発行されません。

例えば、地番1の土地が、1-1及び1-2の土地に分筆されたら、従前の地番1の土地の登記済証・登記識別情報が地番1-1及び1-2の登記済証・登記識別情報を兼ねます。

これに対し、合筆された土地には、新たに登記済証・登記識別情報が発行されます。

合筆後の地番は、原則、一番若い地番となります。例えば、1番1の土地と2番1の土地を合筆したときは、地番は1番1となります。

合筆により、地積が変わるので、合筆前の地積を抹消。新たに合筆後の地積を記載します。

原因は、「2番1を合筆」と記載されます。

甲区には、新たな順位番号で、「合併による所有権登記」と記載します。

他方、合筆されて地番が残らなかった土地の登記簿は、閉鎖されます。

投稿者プロフィール

山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」
山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」行政書士
◎主な業務内容:
相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、古物商許可、空き家問題、相続土地国庫帰属制度の法務局への相談、申請書作成代行

山梨県甲府市の行政書士です。
高齢化社会を元気に生きる社会に。
体の不自由なお年寄りが安心して生活出来る社会を作りたい、
困っている方の力になりたい。
皆で応援し、安心して暮らせる社会を作りたい。
そんな願いを胸に日々仕事に従事しています。

当事務所への「お問い合わせ欄」は「こちら」

お気軽にご相談下さい。

Follow me!