住民票の閲覧制限

「住民票の閲覧制限」とは、家庭内暴力(ドメスティック・バイオレンス(DV)や、ストーカー行為、児童虐待等が行われているときに、加害者にあたる夫婦の一方が、役場で住所確認につながる書類(住民票や戸籍の附票等)を受け取って、もう一方の被害者の住所を知ることを防止するために、住民票などの交付や閲覧を制限する制度のことです。

離婚などの話し合いにあたり、転居先を告げずに引越して、住所を秘密にしたい場合に使われます。

本人確認書類を持参、居住の自治体に、住民基本台帳事務における「支援措置申出書」という書面を提出することで、申し出をすることができます。

子供等、申出者と同一の住所を有する方についても、一緒に申し出ることができます。

申出後、各法律に定める被害者の要件該当性、更に被害を受けるおそれ、措置の必要性などの点について判断、認められた場合には、1年間、閲覧が制限されます。

事前に、警察署、被害者支援団体、避難するシェルターを運営する団体等、相談機関に相談した上で、自治体に閲覧制限を申し出る方法もあります。

事前に相談機関で聴き取り、その意見を付した「支援措置申出書」が相談者に渡されるため、滞りなく申出をすることができます。

Follow me!

投稿者プロフィール

山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」
山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」行政書士
◎主な業務内容:
相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、民泊、古物商許可、空き家問題、相続土地国庫帰属制度の法務局への相談、申請書作成代行

山梨県甲府市の行政書士です。
高齢化社会を元気に生きる社会に。
体の不自由なお年寄りが安心して生活出来る社会を作りたい、
困っている方の力になりたい。
皆で応援し、安心して暮らせる社会を作りたい。
そんな願いを胸に日々仕事に従事しています。

当事務所への「お問い合わせ欄」は「こちら」

お気軽にご相談下さい。