飲食業許可と酒類小売業免許

１、飲食業許可と酒類小売業免許

飲食店を営業するのにで必要なものは「飲食店営業許可」です。

この許可を得ると、お客さんに料理や酒類を提供することが可能になります。

他方、お酒の販売（ビンや缶のまま、開栓せずに売る）に必要なものは「一般酒類小売業免許」です。

この免許が交付されると消費者に対してアルコールを小売できるようになります。

２、飲食店でお酒の小売をするには

（１）場所を分ける

飲食店のスペースとは別の場所で、お酒専用の販売場所を作れば販売は可能です。

（２）売上も分ける：

伝票、会計、帳簿を完全に別にする必要があります。

（３）在庫を分ける：

提供用と販売用で分けなければなりません

（４）仕入先を分ける

飲食店で提供される酒類は通常、酒類小売業免許を持つ酒販店から仕入れます。

これに対し、飲食店が新たに酒類小売業免許を取得したら、酒類卸売業者から仕入れることになります。

このように、仕入先を別にしなければなりません。

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