日常生活自立支援制度
1、日常生活自立支援制度
「日常生活自立支援制度」とは、高齢や障害等によって、一人では日常生活に不安のある方が、地域で安心して自立した生活が送れるよう、利用者との契約に基づき、福祉サービスの利用援助などを行うものです。
◎支援の内容
①福祉サービス利用のサポート
高齢者や障害者が「介護保険制度」や「障害者自立支援法」等に基づく福祉サービスを利用する際の情報提供、手続きの支援
②金銭管理
医療費や家賃、公共料金の支払い、預金の引き出し等、日常的な金銭管理
③重要書類の管理
通帳や銀行印等、重要書類等管理
④見守り
生活の見守り
※参考:「甲府市社会福祉協議会HP」
※参考:「厚生労働省HP」
2、成年後見制度との違い
日常生活自立支援制度 | 成年後見制度 | |
援助の内容 | 福祉サービスの利用援助や日常的な金銭等の管理に限定 | 日常生活自立支援制度より広く財産管理や身上監護 |
判断能力 | 契約の意味、内容を理解できる判断能力は必要 | 不要 |
利用意思 | 本人の意思でサービスを終了できる | 利用者が亡くなるまでできない |
費用 | 実施主体により利用料が決まっている | 家庭裁判所が後見人の報酬を決定 |
3、利用の流れ
(1)最寄の社会福祉協議会等に相談
↓
(2)利用希望者の生活状況、希望する援助内容を確認、判断能力を判定
↓
(3)支援計画の作成
↓
(4)契約締結。サービス開始
投稿者プロフィール
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◎主な業務内容:
相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、民泊、古物商許可、空き家問題、相続土地国庫帰属制度の法務局への相談、申請書作成代行
山梨県甲府市の行政書士です。
高齢化社会を元気に生きる社会に。
体の不自由なお年寄りが安心して生活出来る社会を作りたい、
困っている方の力になりたい。
皆で応援し、安心して暮らせる社会を作りたい。
そんな願いを胸に日々仕事に従事しています。
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