終活、遺品整理、墓じまい
人生の最期に向けて行う活動、事前準備のこと。 介護や医療についての意向、亡くなったときの葬儀やお墓に関すること、亡くなった後の遺産相続、身の回りの物品や財産を整理する生前整理等、人生の最期を意識して準備を行うこと
熟年再婚の注意点新着!!
1、親が再婚した場合の相続人と相続割合の変化 ◎事例 家族構成は父親と長男、長女。母親は既に死亡 (1)再婚しない場合 父親が死亡した際の相続人は長男、長女。 法定相続分は各1/2 (2)再婚した場合 父親が死亡した際の […]
霊園と墓地の違い新着!!
1、霊園と墓地の違い 墓地とは寺院の境内地にあるものをいい、霊園とはそれ以外の墓園のことをいいます。 霊園と墓地の違いは「檀家制度」にあります。 墓地を購入する場合、多くは管理する寺院の檀家にならなければなりません。 他 […]
生命保険信託:障害のある子供がいる、シングルマザー新着!!
1、障害のある子供を守る家族信託 ㋐委託者:父親 ㋑受託者:妻 ㋒第二受託者:子供 ㋓受益者:父親、障害のある子供(扶養義務の範囲内の時期) ㋔第二受益者:障害のある子供 ㋕信託財産:預金等(両親が障害のある子供のために […]
「墓じまい」を「死後事務委任契約」で新着!!
1、死後事務委任契約 「死後事務委任契約」とは、委任者(本人)が第三者(個人、法人を含む) に対し、亡くなった後の諸手続、葬儀、納骨、埋葬に関する事務等に関する代理権を付与して、死後事務を委任する契約のことをいいます。 […]
散骨の場合も「改葬許可証」が必要?
1、「墓じまい」後の選択として「散骨」 「墓じまい」後の選択としては、 ①一般墓への改葬 ②納骨堂への改葬 ③手元供養 ④樹木葬 ⑤散骨 ⑥永代供養 などがあります。 その内①②④⑥については、お墓の中の遺骨をどこかに移 […]
合筆(ごうひつ)(がっぴつ)
1、合筆(ごうひつ)(がっぴつ) 合筆(ごうひつ、がっぴつ)とは、数筆の土地を1筆にまとめることをいいます。 例えば、使いにくい形状の土地をまとめ、使いやすい土地にしたいときなどに申請します。 2、土地の合筆が認められる […]
定期預金を放置すると…
1、定期預金の満期が来たら (1)自動継続型(元金継続) 元金は再び同じ期間の定期預金に預入れ、定期預金を自動的に継続。利息は普通預金に入金。 (2)自動継続型(元利継続) 元金と利息を合わせて同じ期間の定期預金に預入れ […]
75歳以上の方で一定の違反行為があった場合について
1、75歳以上の方で一定の違反行為があった場合について 75歳以上の方は、認知機能が低下したときに起こしやすい違反(信号無視など)をすると、運転に必要な記憶力や判断力が低下していないかを確認するため、「臨時認知機能検査」 […]
特殊清掃の費用を負担するのは?
1、特殊清掃 「特殊清掃」とは、通常の清掃で汚れを落とすのが難しい部屋を掃除することです。 ◎特殊清掃を行うケース ①ゴミ屋敷 ②自殺、孤独死、殺人事件のあった部屋 費用相場としては約40万円〜。部屋の汚れ次第では100 […]
認知症に備え「尊厳死宣言公正証書」の作成を
1、定義(日本公証人連合会HPより) 「尊厳死」とは、一般的に「回復の見込みのない末期状態の患者に対して、生命維持治療を差し控え、または中止し、人間としての尊厳を保たせつつ、死を迎えさせることをいう。」と解されています。 […]
尊厳死宣言公正証書と事前指示書
1、定義(日本公証人連合会HPより) 「尊厳死」とは、一般的に「回復の見込みのない末期状態の患者に対して、生命維持治療を差し控え、または中止し、人間としての尊厳を保たせつつ、死を迎えさせることをいう。」と解されています。 […]
「おひとりさま安心信託」:りそな銀行
1、「おひとりさま安心信託」:りそな銀行 ◎商品名 おひとりさま安心信託 マイトラスト未来安心図 ◎お申込み金額 最低受託金額 2口座合計で1000万円以上支払口座に200万円以上、相続後口座に200万円以上預入れるもの […]
「おひとりさま」の相続対策
1、「おひとりさま」の相続 いわゆる配偶者、子供がいない「おひとりさま」といわれている独身者は、何も相続対策をしていないと、相続財産すら把握できず、相続手続きが難航する可能性が高いです。 また、ご両親がいないと、兄弟姉妹 […]
[事例]熟年再婚する際、遺言書の作成を
1、事例 ㋐夫の父親。母親既に死亡。子供は1人(夫)のみ。 ㋑数か月前、結婚相談所で知り合った女性と再婚。 ㋒女性も再婚で前夫との間に子供がいる。 ㋓夫の父親死亡。相続人は夫と再婚相手の女性。法定相続分は各1/2。 ㋔相 […]
自治体による終活支援
1、甲府市あんしん終活サポート事業 甲府市では、身寄りのない単身高齢者等を対象に、終活に関する相談窓口を設置し、相談支援を行うとともに、ご自身が亡くなった後の様々な手続きや事務を事前に決めておくことで、人生の最期まで安心 […]
単身高齢者の賃貸契約に「死後事務委任契約」を
1、賃貸人のリスク 高齢者と賃貸借契約を締結する際の賃貸人のリスクは、相続人が ①賃貸借契約の解約手続き ②部屋残置物処理 をスムースに行ってくれるか?、です。 賃借人が孤独死。相続人が不明もしくは連絡が取れない。または […]
死後事務委任契約は公正証書に
1、死後事務委任契約 「死後事務委任契約」とは、委任者(本人)が第三者(個人、法人を含む) に対し、亡くなった後の諸手続、葬儀、納骨、埋葬に関する事務等に関する代理権を付与して、死後事務を委任する契約のことをい […]
遺言書で預貯金額を書かないほうがよい
1、遺言書で預貯金額を書かないほうがよい 遺言書に相続させる具体的な預貯金額を書かないほうがよいです。 なぜなら、遺言書書いた時点と遺言者が死亡。遺言書が効力を生じる頃とでは金額に変動があるからです。 (1)遺言者が死亡 […]
[事例]認知症の父親。頑なに免許返納を拒否。家族が強制的に返納できる?
1、家族が強制的に返納できない 家族が代理で免許証を返納することは可能ですが、その際は「本人の委任状」が必要で、本人に意思を確認することになってます。 つまり、残念ながら、免許返納に反対している父親を尻目に、家族が黙って […]
親の介護でお金をもらってもよい?
1、親の介護で家族からお金をもらう 「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」(民法第752条)とされているので、結婚すれば夫または妻も「扶養義務者」となります。 ただ、この「扶養」とは「サポート」に近い意味で […]
成年後見制度の利用を避けるには
1、成年後見制度 認知症、障害などにより判断能力を失った人の財産管理の手段として「成年後見制度」の利用があります。 しかし、成年後見制度は ①家族が親族の就任を希望しても、必ずしも希望が叶うとは限らない ②専門家が就任し […]
[事例]知的障害のある子供がいるのに遺言書を残さなかったから…
1、事例 ◎事例 ㋐父親死亡(母親は既に死亡) ㋑相続人:長男、次男。次男は重度の知的障害者 ㋒相続財産:賃貸マンション、預貯金 ㋽遺言書を残していなかったので、長男、次男で遺産分割協議をするところ、次男は重度の知的障害 […]
死後事務委任契約を巡るトラブル:親族からのクレーム
1、死後事務委任契約 「死後事務委任契約」とは、委任者(本人)が第三者(個人、法人を含む) に対し、亡くなった後の諸手続、葬儀、納骨、埋葬に関する事務等に関する代理権を付与して、死後事務を委任する契約です。 依 […]
[事例]子供がいない夫婦。遺言書を残さなかったので相続人が多人数に。
1、事例 ㋐夫死亡。相続財産は自宅と少々の預貯金 ㋑夫婦には子供がいない。 ㋒夫は遺言書を残していなかった。 ㋓相続人:妻と夫の兄弟(10人兄弟。既に夫を除き2人死亡しているので、死亡した兄弟の子供(合計4人)も相続人) […]
一人暮らしの高齢者の金銭トラブル
1、一人暮らしの高齢者の金銭トラブル (1)認知機能の低下による、金銭管理能力の低下 高齢者になると認知機能が低下。金銭管理能力が低下する可能性があります。 そのため、無計画な出費、衝動買いが増えるなど、弊害が生じます。 […]
[事例]アパートオーナーの「相続」対策
1、事例 ◎事例 ㋐父親はアパートのオーナー。長女と二人暮らし(配偶者は既に死亡) ㋑子供は長男、次男、長女 ㋒父親死亡。相続人は長男、次男、長女 ㋓相続財産:アパート(相続税評価額1000万円)の他は預貯金(3500万 […]
任意後見制度支援信託
1、任意後見制度支援信託 「任意後見制度支援信託」は、任意後見制度をご利用される方の財産を信託で管理することで、任意後見制度をサポートするための信託です。 2、任意後見制度支援信託の特徴 三井住友信託銀行HPによると ① […]
死後事務委任契約で「ペットの安楽死」を定めることができる
1、死後事務委任契約 「死後事務委任契約」とは、委任者(本人)が第三者(個人、法人を含む) に対し、亡くなった後の諸手続、葬儀、納骨、埋葬に関する事務等に関する代理権を付与して、死後事務を委任する契約です。 死後事務委任 […]
高齢者等終身サポート事業者ガイドライン
1、高齢者等終身サポート事業者ガイドライン 近年、病院への入院や介護施設等への入所の際の手続支援、日用品の買物などの日常生活の支援、葬儀や死後の財産処分などの死後事務等について、家族・親族に代わって支援する「高齢者等終身 […]
高齢者の定期預金はリスクしかないのでは
1、高齢者の定期預金はリスクしかないのでは 昔は定期預貯金は、普通預貯金より利息が高いので、ただ通帳にお金を入れておくより預貯金額が増える、でした。 しかし、今は…。普通預金と大して変わりません。 つまり、終活の視点から […]
生命保険の「契約者代理制度」
1、生命保険の「契約者代理制度」 生命保険の「契約者代理制度」とは、契約者がご契約に関するお手続きを行う意思表示ができない場合、本人に代わって、あらかじめ指定した契約者代理人が契約に関する手続きを行うことができる制度のこ […]
生命保険の「指定代理請求制度」
1、生命保険の「指定代理請求制度」 生命保険の「指定代理請求制度」とは、被保険者本人に「特別な事情」がある場合に指定代理人が保険金等を請求できる制度のことをいいます。 「特別な事情」とは、例えば ①契約者が認知症を発症。 […]
家族サポート証券口座
1、家族サポート証券口座 認知症の症状が進行すると、本人の判断能力が低下するため、銀行口座と同様、証券口座も凍結され、株式や投資信託の購入、売却ができなくなります。 その対応策として、今年2月日本証券業協会は新たに「家族 […]
「身元保証」と「医療同意」
1、身元保証人 「身元保証」とは、文字通り「身元を保証すること」をいいます。 昨今、病院や老人ホームでは、入院時、入居時に身元保証人(身元引取人)を必要条件としています。 多くは利用者の家族がその役割を担っています。しか […]
[事例]「父の認知症が銀行に知られ預金口座凍結…」どうすればよいか?
1、事例 夏休み帰省したら、実家が大変な事態に…。 父の認知症が進んでいる矢先、何カ月にもわたり、ATMでお金をおろすのにバタバタして、何度も銀行員に問い合わせてたら、いつの間にか銀行口座が凍結されていました。 2、成年 […]
[事例]外国籍の母親が英語で遺言書を作成。押印が拇印だった場合
1、事例 母が亡くなりました。 母は日本に居住していました(在留資格「日本人の配偶者等」)ものの、国籍は米国です。 日本語はほとんど話すことができず、主に英語でコミュニケーションをとって生活していました。 そのため、母 […]
日本に帰化した元外国人が亡くなったら
1、戸籍の収集 亡くなった方の相続手続きを行うには、原則として、法定相続人を確認するために、亡くなった方の出生から死亡までの戸籍謄本(除籍謄本・改製原戸籍謄本)が必要です。 生まれながらの日本人なら、本籍地に戸籍が保管さ […]
息子の嫁に遺産をあげるためには
1、特別寄与料 「特別寄与料」とは、例えば、息子の妻が父を介護した場合、その貢献に見合った金銭を請求できる制度です。 この制度により、相続人ではない者(息子の嫁)も遺産をもらえる可能性が出てきたものの、「寄与分」と同様、 […]
[事例]越境物を放置しておくと…:時効取得
1、事例 ◎事例 隣家の塀や屋根の庇が土地の境界線を越えてこちらの土地に越境していたことが分かった。 しかし、隣人とは良好な関係なので「今すぐ撤去しろ」と下手に揉めるつもりはない。 そうはいっても、このまま放置してもよい […]
[事例]母認知症。介護離職の危機の長女。しかし、長男は無関心。長女は報われる?
1、事例 ◎事例 ㋐父親既に死亡。母親重度の認知症。 ㋑独身の妹(長女)が自宅で献身的に介護。しかし、限界寸前。介護離職寸前。 ㋒兄(長男)は結婚。自宅を出ている。介護については僅かな金銭的援助だけで基本無関心。 ㋓5年 […]
名義人の死亡後、公共料金(電気、ガス、水道など)を解約するには
1、公共料金の解約(電気、ガス) 電気、ガスの場合、契約している電力会社、ガス会社に連絡をします。 現在は電気、ガスが自由化されています。 亡くなった方が契約していた電力会社やガス会社。契約番号などを確認するには、 ①電 […]
愛人と愛人の子供(隠し子)に財産を譲るには
1、愛人も愛人の子供(隠し子)も相続人ではない 愛人とは結婚していないので、法律上「配偶者」ではなく、相続人ではありません。 また、愛人の子供(隠し子)も、認知されない限り、親子関係が法的に認められないので、相続人ではあ […]
認知症発症後、携帯電話の解約を「代理人」がするには
1、携帯電話の解約を「代理人」がするには (1)来店者が代理人の場合 ◎必要書類 ①契約者の本人確認書類 ②委任状 ③代理人の本人確認書類:運転免許証など (2)来店者が法定代理人(成年後見人または保佐人または補助人、未 […]