空き家を解体して農地転用

農地を宅地にする場合、原則として、農地転用に関する届け出や許可を受けなければいけません。

しかもすべての農地が宅地にできるわけではなく、一定の規制があります。

しかし、宅地を農地にする場合は特に法的な規制がなく転用することが可能です。

(1)固定資産税の軽減

一般的に、宅地評価と農地評価では評価額に大きな違いがあり、宅地の評価が高くなります。

つまり農地にした方が、評価が安くなります。

農地にすることにより、固定資産税の軽減を計ることができます。

(2)土地の運用に悩まなくてよい

「空き家対策特別措置法」の制定により空き家に関する管理も今まで以上に求められていますが、農地にしてしまえば、土地の運用に悩むことはありません。

(1)固定資産税が安くならない場合も

特に都心部では、空き家のある場所を農地にしたからといって宅地並みの固定資産税評価額になっている場合もあります。

(2)資産価値が下がってしまう

農地として売却しようとしても買い手が少ないことや、専業として農業をやろうとするには宅地程度なら狭いといった理由からどうしても金額が安くなってしまいます。

(3)「現実的に」農地にする必要がある

実際に農地としてきちんと認められるためには、農地法の規制に沿った農地にする必要があります。

課税の地目、登記の地目も変更しなければなりません。

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投稿者プロフィール

山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」
山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」行政書士
◎主な業務内容:
相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、民泊、古物商許可、空き家問題、相続土地国庫帰属制度の法務局への相談、申請書作成代行

山梨県甲府市の行政書士です。
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