犬に「混合ワクチン」の接種義務はある?
1、「混合ワクチン」の接種義務はありません
犬の狂犬病予防接種については、狂犬病予防法により、年に1回のワクチン接種が義務付けられています。
しかし、「混合ワクチン」接種に法的な接種義務はありません。
ただ、「混合ワクチン」接種は犬同士に起きる感染症から身を守るためには必要不可欠な予防手段です。接種を受けることを奨励します。
2、「混合ワクチン」の種類
(1)コアワクチン
①犬ジステンパーウイルス
②犬パルボウイルス
③犬伝染性肝炎
④犬アデノウイルスⅡ型
と感染率、致死率の高い感染症から守るワクチンです。
よく、他の犬も利用するペットホテルやサロン等で「3種以上の混合ワクチン接種証明書」の提示を求められるのはこのためです
証明書ですが、接種した動物病院で発行してくれます。
(2)ノンコアワクチン
①犬コロナウイルス
②犬パラインフルエンザ
③犬レプトスピラ
等の感染リスクのある犬を対象
3、混合ワクチンの接種時期
①副作用のリスクが強いので、狂犬病予防接種と混合ワクチン接種間隔は1ヶ月以上間隔を空ける
②体調維持のため、トリミング、シャンプーについて、接種前後1週間空ける
③接種後、顔が腫れる、元気・食欲がなくなる等の副作用が出ることがあります
4、混合ワクチン抗体価検査
コアワクチンについては、3年に1度の接種を奨励されています。
抗体価があるかどうか?、については「ワクチン抗体価検査」を実施することで分かります。
動物病院内にて採血。外部機関に検査依頼。数日以内に検査結果が判明します。
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