「熟年離婚」と「卒婚」の違い

「熟年離婚」とは、婚姻期間が20年以上の夫婦が離婚することをいいます。

これに対し、「卒婚」とは、婚姻関係を維持しつつ夫婦がお互い自由に生活していくことを指しています。

「熟年離婚」は婚姻関係そのものを解消、法的にも他人に戻りますが、「卒婚」では婚姻関係はそのまま維持、生活だけを別々にします。

(1)経済面

㋐卒婚:

婚姻関係は維持したままですので、財産分与や年金分割は発生しません。

㋑熟年離婚:

夫婦の財産の原則1/2が分与されます。

夫の退職金なども分与の対象になります。

また、離婚すると相手の遺産の法定相続人ではなくなります。

(2)家族関係

㋐卒婚:

離婚と異なり、「家族」であることは変わりません。

㋑熟年離婚:

完全に「他人」になります。

(3)経費

㋐卒婚:

同居ならともかく、別居ですと新たな生活費がかります。

㋑熟年離婚:

言うまでもなく、新たな生活費がかります。

(4)新パートナー

㋐卒婚:

夫婦関係は継続していますので、配偶者以外の方と性交渉した場合「不貞行為」に該当します。

㋑熟年離婚:

恋愛、性交渉は自由です。法律の改正により「再婚待期期間」がなくなったので、離婚届を出した翌日に婚姻届を出すのも可能です。

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投稿者プロフィール

山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」
山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」行政書士
◎主な業務内容:
相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、民泊、古物商許可、空き家問題、相続土地国庫帰属制度の法務局への相談、申請書作成代行

山梨県甲府市の行政書士です。
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