告訴状書式

(1)タイトル

書面の最上部に「告訴状」または「告発状」とタイトルを記載します

(2)提出年月日

告訴状は、捜査機関に受理され起訴された場合、告訴の存在等を立証するために裁判所に提出されます。

裁判所に提出する書類は、刑事訴訟法や刑事訴訟規則に従って作成する必要があります。

刑事訴訟規則60条には「官吏その他の公務員以外の者が作るべき書類には、年月日を記載して署名押印しなければならない。」と記されているので、年月日を記します。

(3)提出先

告訴状は

①犯罪が起きた場所

②被害者の居住地

③加害者の居住地

のいずれかを管轄する警察署に提出するのが一般的です。

(4)告訴人の書き方

氏名の下段に住所や職業、生年月日、電話番号等、告訴人についての詳細を記します。

(5)被告訴人の書き方

分かっている場合、氏名の下段に住所や職業、生年月日、電話番号等、告訴人についての詳細を記します。

犯人が明らかでない場合、

被告訴人

住居不詳

氏名不詳

性別 男性

年齢 40歳くらい

身長 170〜175cmくらい

服装  黒いトレーナー、ジーパン、青いスニーカー

というように、捜査機関が操作しやすいよう、できるだけ詳細な情報を記憶に従って記載します。

(6)告訴の趣旨

犯罪事実の申告と犯人に対する処罰を求める意思を表示を意味します。

(7)告訴事実

5W1H(いつ、どこで、誰が誰に対して、動機はなんで、なにを、どのようにしたのか)が明確に伝わるよう意識し、犯罪の経緯や事情、詳細などを記載します。

(8)告訴の事情

犯罪が起きた背景、犯罪が起きた時の状況、告訴に至る経緯等を具体的に記述します。

Follow me!

投稿者プロフィール

山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」
山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」行政書士
◎主な業務内容:
相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、民泊、古物商許可、空き家問題、相続土地国庫帰属制度の法務局への相談、申請書作成代行

山梨県甲府市の行政書士です。
高齢化社会を元気に生きる社会に。
体の不自由なお年寄りが安心して生活出来る社会を作りたい、
困っている方の力になりたい。
皆で応援し、安心して暮らせる社会を作りたい。
そんな願いを胸に日々仕事に従事しています。

当事務所への「お問い合わせ欄」は「こちら」

お気軽にご相談下さい。