子供の嫁に子供の親の扶養義務がある?

民法877条1項は「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある」と定めてます。

嫁は「直系血族」でも「兄弟姉妹」でもないので「法律上は」夫の親の扶養義務はありません。

なので、「子供の嫁は親の面倒を見るもんだ」旨の子供の親の言葉は「法律上は」根拠がありません。

嫁は扶養を拒否してもよいのですが「そうはいかない」だけの話、です。

上にも書いた通り、子供には親の「扶養義務」があります。

しかし、親の介護費用をだれが負担するのかについて、兄弟間で話合いがまとまらない場合も多々あるでしょう。

その場合、家庭裁判所に扶養料を求める「扶養請求調停」を申立てることができます。

扶養料請求の調停が成立すると未払のときに強制執行も可能です。

(1)介護保険制度の利用

市区町村窓口で「要介護認定」を受け、ケアマネージャーに「ケアプラン」を作成してもらう。家族だけで抱え込まない。

(2)施設に入ることも視野に

ケアマネージャーの他、地域包括支援センターや自治体の福祉課等に相談。

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投稿者プロフィール

山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」
山梨県甲府市にある「あきやま行政書士事務所」行政書士
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相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、民泊、古物商許可、空き家問題、相続土地国庫帰属制度の法務局への相談、申請書作成代行

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