親と近居するメリット、ディメリット
1、親と近居するメリット
親と同居するのではなく(二世帯住宅含む)、近居するメリットとして以下のものが挙げられます。
(1)お互い助け合うことができる
仮にどちらかが病気やケガになってしまっても、すぐに駆け付けることができます。
病気やケガじゃないにしても、何か頼みごとがあった場合、頼みやすいでしょう。
(2)程よい距離感を確保することができる
同居ですと、お互いの世代間の違いなどから過度のストレスが発生する場合があります。
その点近居ですと、普段から顔を合わせるわけではないので、そういったストレスから解放されます。
2、親と近居するディメリット
(1)他の兄弟に親の介護を押し付けられるリスクがある
「近居だから」の理由で、他の兄弟に親の介護を、しかも丸ごと押し付けられることも考えられます。過度のストレスを自分たち(場合によっては妻も)だけで背負うことになります。
近居を始める前に、他の兄弟と親の介護についてよく話し合っておきましょう。
(2)同居よりも緊急時の対応が遅れてしまう
同居なら体調の僅かな変化など気付きやすいですが、近居ですと中々そうはいきません。
どうしても同居に比べたら緊急時の異変に気付くのが遅くなります。
3、まとめ
都心である程度資産を持っている方なら「シニア向け分譲マンション」を購入。外部に介護を委託するなどの方法がありますが、田舎ですとまだまだ「近居」だけでなく、同居(二世帯住宅含む)も検討しなければならないのが現実でしょう。
高齢になると入院、施設入居などを考えなければならない時が必ず来ます。将来に向けて不安な方は是非専門家にご相談を。
投稿者プロフィール

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相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、古物商許可、空き家問題、相続土地国庫帰属制度の法務局への相談、申請書作成代行
山梨県甲府市の行政書士です。
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