遺品整理業者と不用品回収業者の違い

１、両者の特徴

（１）遺品整理業者

一般的に、遺品整理が必要な状況では、遺品整理自体のほか、名義変更、賃貸物件の解約手続き、ハウスクリーニングの手配、特殊清掃、空き家の売却など多種多様な困り事も付いて回りがちです。

遺品整理業者は、それらも含めて対応してくれる幅広いサポート体制を整えています。

（２）不用品回収業者

不用品の回収・処分に特化してます。

サービス内容はとてもシンプルです。

２、両者のメリット、ディメリット

（１）遺品整理業者

㋐メリット：遺品整理に止まらず、幅広く対応してもらえる

㋑ディメリット：費用が高くなりがち

（２）不用品回収業者

㋐メリット：不用品回収のみを行うので料金が安い

㋑ディメリット：遺品整理など、不用品回収以外の作業は依頼できない

３、まとめ

業者によっては、遺品整理と不用品回収の両方を行っているところもあります。

依頼者の要望に合わせた作業内容、料金プランを組んでくれますので相談してみましょう。

また、困ったことに、ＨＰの料金の記載、見積りの段階で不明瞭、いざ依頼すると追加料金を取られるケースもあります。

法律で販売業者は、通信販売の商品ついて広告をするときは、著しく事実に相違する表示をしてはならないと規定されてます （特定商取引法１２条）。

違反行為は、３年以下の懲役又は３００万円以下の罰金ですが、訴訟費用もかかるなど、遠回りの解決方法になるのは否めません。

一つの方法ですが、弁護士、司法書士、行政書士などの専門家に相談の上、遺品整理業者、不用品回収業者を紹介してもらう、もあります。

「果たしていくらかかるのか？」。不安な方は是非ご相談を。

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遺品整理業者を開業するには

（１）一般廃棄物収集運搬業許可 遺品整理において出たゴミや不用品を収集、運搬する上で必要です。

あきやま行政書士事務所

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