居宅介護支援
1、居宅介護支援
「居宅介護支援」とは、ケアマネジャーが、介護保険サービスの利用者が適切に利用できるようにケアプランの作成などを行うサービスのことをいいます。
ケアマネジャーが行う主なサービス内容として、以下の3つを挙げることができます。
①ケアプラン作成
「ケアプラン」とは、利用者に合った介護保険サービスの種類などを設定する書類のことをいいます。
ケアプランがないと介護保険サービスを利用できません。
②関係機関との連絡調整
㋐サービス提供事業者の調整
㋑利用開始の手続き
㋒市区町村への要介護認定の更新、変更
㋓その他、各種手続きの代行
などを行います。
③モニタリング
月に1回以上利用者の自宅訪問を行い、ケアプランの内容について定期的に確認をします。
身体状態が変わるなどあれば、ケアプランの見直しを行います。
2、「居宅介護支援」利用対象者
㋐対象者:要介護1~5
㋑相談窓口: 居宅介護支援事業者
㋒ケアマネジャーの訪問回数:1か月に1回以上
㋓自己負担額:0円
また、その手前の対策として、要支援1、2の方が受けることのできる「介護予防支援」があります。
◎介護予防支援
㋐対象者:要支援1、2
㋑相談窓口: 地域包括ケアセンター
㋒ケアマネジャーの訪問回数:3か月に1回以上
㋓自己負担額:0円
※参考:「厚生労働省HP「居宅介護支援」
3、「居宅介護支援」の利用の流れ
(1)市区町村にある地域包括支援センターに相談、または役所の高齢者福祉窓口に申請を行う
↓
(2)要介護度の結果通知後、「居宅介護支援事業者」を選択
↓
(3)契約。「居宅介護支援サービス」利用開始。
↓
(4)ケアマネージャーの選任。
↓
(5)ケアプラン作成
ケアマネジャーが利用者のご自宅を訪問。心身状況や生活環境などを基にサービスの種類、回数を決めます。
↓
(6)「介護保険サービス」利用開始
↓
(7)定期的にモニタリング。必要な時はケアプランの見直しを行う
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投稿者プロフィール

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相続、終活、墓じまい、遺言書作成、遺言執行、後見、家族信託、ペット法務、古物商許可、空き家問題、相続土地国庫帰属制度の法務局への相談、申請書作成代行
山梨県甲府市の行政書士です。
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