「民泊」と民宿の違い

１、「民泊」と民宿

「民泊」とは、宿泊用に提供された個人宅の一部や空き別荘、マンションの空室などに宿泊することをいいます。

民泊を始める際には民泊新法に則らなければなりません。

これに対し、民宿とは、旅館業法が定めた簡易宿所に該当する施設です。

２、「民泊」と民宿の違い

（１）開業方法

「民泊」を開業する際には民泊新法・旅館業法・特区民泊法のいずれかの条件を満たす必要があります。

これに対し、民宿は旅館業法に則り、各都道府県知事の認可、建築基準法や消防法等の条件を満たす必要があります。

（２）設備投資

「民泊」はベッドや浴室等、利用者が日常生活を送るうえで最低限度の設備が求められます。

これに対し、民宿は旅館業法に則り、一般的な家屋や民泊よりも高性能な防災設備等が必要です。

（３）オーナー

「民泊」では、必ずしもオーナーが常駐している必要がありません。

これに対し、民宿はオーナーが常駐しており、自分で料理をふるまったりする等のサービスを提供したりします。

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